| 2009年12月31日 | 日記 |
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燃える豆魂日記【豆腐道とうふみち】にようこそ。
山下ミツ商店の山下浩希です。
いつもの言い訳ですが年末の忙しさにかまけてエントリーが出来ませんでした。毎日アクセス下さいました皆様、失礼しました。お許しください。
２００９年もあと数分。
今年も楽しかったこと、嬉しかったこと、苦しかったこと、やり切れなかったこと・・・等、いろいろあった。
正直苦しかった。
が、２０１０年を数分に控えた今の心境は「よーし！」という気分だ。
会社経営は数字的にも決して楽でない。特にここ３年は数字以上に人で苦しんだ。それもこれも僕の経営者（人間）としての至らなさから招いた結果だ。
僕は学校を卒業し商業の世界に身を置いた。そして商業界の「店は客の為にある」という格言に感銘を受けた。商業界ゼミナールである講師が『寒い冬、顧問先の小売店を夜訪問した時、若い店員がひび割れした手でぬか漬けを混ぜている姿を見て「僕、大変だね。辛くないかい？」と声をかけたら若い店員は「辛くありません。だってお客様の為ですもの」と答えた。』という話をされて感動した。これが商人の喜びだと思った。
お客様の満足を得ることが自分の使命であり喜びだと。もっとわかり易く書けばお客様の満足追求の為に（自分が犠牲になっても）とことん尽くす・・・つまりお客様の満足の後に自分の喜びがあると信じた。
だから、会社の使命目的は社員の幸せ追求という『社員満足』という言葉が理屈では分かっても、「お客様の満足が先だろ」とどうしてもすんなり自分の中に入っていかなかった。
３年前、３名の工場勤務の社員さんが続けて退社。２年前にはデパート勤務の社員さんパートさんがアルバイトさん一人を残し同時に、今年の２月にも社員さんが去った。
今やっと工場・デパートも落ち着き社員さんパートさんが頑張ってくれている。
夏、『日本でいちばん大切にしたい会社』という本に出会い、９月に『人事塾』という社員さんの成長を願い仕組みを創る勉強会との御縁が復活し再び学び始めた。
この本と塾で『従業員満足があってもっとお客様満足が出来る』『会社の目的は社員の成長とお客様満足の追求だ』と学び、やっと・・・ほんとにやっと『お客様満足』と『社員満足』が、もう一つ加えれば『お取引先様満足』が僕の頭の中で一列に並んだ。
２０１０年は向上心旺盛な社員さんが成長する仕組みを可視化し目標をもって遣り甲斐を感じながら働きお客様にも喜んでいただける会社になる為の一歩を踏み出したい。
また、新事業としてお店になかなか行けないお客様の為に移動販売に本格的に取り組む。
まだまだ出来ることやらなくてはならないことがたくさんある。
これらを一緒に働く仲間と一緒に一つ一つ実行し成果をあげていきたい。
今のウチのスタッフなら想いの共有は十分可能だ。
だから「よーし！」という気分なのだ。
今年一年、大変お世話になりました。
来年も宜しくお願いします。
※最後までお読み下さいましてありがとうございました。
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