山下ミツ商店の山下浩希です。
12日、京都で行われた日本地豆腐倶楽部のミーティングの最初に、先日放送されたという夕方のニュースの録画を観た。内容は豆腐の原料である大豆の高騰、灯油や容器等の高等等、経営環境が厳しくなっているのが誰の目に見ても明らかなのに「豆腐の値段が上がらないには何故?」というテーマだった。
「企業努力」と言ってしまえば聞こえが良いが、「上げたくても上げれない」というのが現実。
そして今日、久し振りに福井の豆腐資材のお取引先様と話しをした。
「石川県でも豆腐屋さんの廃業が続いているそうですね」とお取引先様。
「え?去年は何軒か聞きましたけど今年は知りません」と僕。
「金沢の○○さんは3月で辞めましたし、かほくの○○さんも・・・」とお取引先様。
ある経済情報番組で「豆腐屋が消える日」という様なタイトルの特集があったことを思い出した。
偶然だが今日お客様からも「お豆腐屋さん、経営大変だそうですね」と言われた。
あまり不景気な事をお客様に言うのはどうかと思い「いえいえ・・・」と対応していたら
そのお客様「私の親せきも3月で廃業したんです」と仰る。
3月?もしかしてさっき聞いた「○○さんですか?」と聞いてしまった・
「そうです。知ってましたか?」とお客様。
これからも続く永い豆腐屋人生。良い時期もあれば苦しい時期もあると思う。どんなに厳しい環境でも耐えなくてはならない時は耐えて頑張らなくては。
店(会社)は閉めてはならない。
※最後までお読み下さいましてありがとうございました。
今日の「燃える豆魂日記【豆腐道とうふみち】」如何でしたか?
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