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ヤオハン 和田カツ先生 その3

山下ミツ商店の山下浩希です。

箱根での商業界ゼミナールが終わり小田原に下り東京に行く為に新幹線のホームに立ったとき「新幹線、東京の反対に一つ行けば熱海だよな」・・・。

せっかくここまで来たんだから熱海に住んでおられる和田カツ先生に会いたいと思った。手紙をもらったから住所を知ってしまったのだ。

反対側のホームに移動し下りの新幹線に乗り熱海駅へ・・・。駅前でタクシーに乗り「○○町○○番地の和田さんというお宅にお願いします」とカツ先生のご自宅まで行った。

玄関でチャイムを押すと多分お家の方(よく覚えていない)が出られた。自分を名乗り「カツ先生に会いに来ました」と伝えると中に上げて下さった。

遂にそこでカツ先生と対面した。お手紙と著書へのサインのお礼を言った。一つだけ質問した事を覚えている。それは著書の裏表紙のサインに「我が命 喜寿を射止めし 花茄子(はななすび)」と書いてあった。その花茄子の意味を質問した。

この句はカツ先生80歳の喜寿のお祝いの時に読んだ句だそうだ。花茄子とは「茄子の花には無駄花が無い。必ず実を結ぶ」という意味だと教えてくださった。

後はほとんど覚えていない。

小田原駅のホームで「和田カツ先生に会いたい!」と思って御自宅まで行くのに全く迷いもためらいも無かった。「会いたい」という一心と言うとオーバーだが、心の中で「会える」と勝手に決めていた。本当に思い付きだったから当然アポもとってないし、第一ご自宅にカツ先生が居られるとは限らないのだが、そんな事全く頭に無かった。

今思うと、「何と言うことをしてしまったんだ!」とも思う。今、この歳になって、そんな事思いもしないし、「やれ」と言われても出来ない。・・・でも、全く後悔していない。僕にとっては良い思い出だ。

カツ先生から努力は絶対花を咲かす時が来て、その花は全て実を結ぶと教えていただいた。

人生は花茄子。必ず実を結ぶ。

※一昨日からカツ先生の著書「愛と信仰の商人道」を探しているが見つからない。残念。


※最後までお読み下さいましてありがとうございました。

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コメント (2)

凄い行動力ですね。
お会いできて良かったですね。

サブロー様
コメントありがとうございます。

「凄い行動力・・・」と言うより、世間知らずとか常識無しと言う方が近いと思います。

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