山下ミツ商店の山下浩希です。
昨夜、富山県氷見市の坂津豆腐店坂津直子さんから「明日、見学に行ってもいいですか?」と電話があった。なかなか豆乳の品質が一定しないとの事。
坂津さんも先月消泡剤不使用で豆乳を炊ける開放釜を導入し「国産大豆・消泡剤不使用・天然にがり・高温寄せの絹豆腐」に取り組んでいる。
朝5時、坂津さんがいつも使っている型箱と寄せ具を持ってきてウチが炊いた豆乳で寄せてみた。
先ずは型箱に水を張り、いつもの寄せ方を見せてもらった。豆乳の入れ方が特定の所に偏り上下運動もいまひとつ不安定。そのあたりを指摘し、自分のやり方をたたき台として教え水で数回練習。
坂津さんによるとウチの豆乳は坂津さんのと比べ濃度も濃く温度も高いらしい。坂津さんには坂津さんのやり方があるかもしれないが、今日はウチのやり方でやってみようという事でいざ本番。
初めてで慣れないのでやや力み過ぎ。豆乳の寄り具合は少し足らない感じ。「まあ、初めてならこんなもんか」と言いながらしばらく熟成さす。
スプーンで取って食べてみると甘くて美味しい。寄りは予想通り少し足らなくやや弾力に欠ける。もう少し熟成さす。
配達から帰ってみると良い線まできた絹豆腐になっていた!
豆乳の炊き方、にがりの量、寄せ具合・・・等等、これから毎日工夫し繰り返せば知恵が付ききっと美味しい絹豆腐が完成するだろう。
前にも書いたが、坂津豆腐店の「国産大豆・消泡剤不使用・天然にがり・高温寄せの絹豆腐」が名物になる日は近い!!
写真は坂津さんと妻。
※最後までお読み下さいましてありがとうございました。
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