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食品の裏側

CIMG1296.jpg山下ミツ商店の山下浩希です。

今日はパートさん派遣さんを含めた池田優さんの「共生会」でした。最初に池田さんが持ってきてくださった化学肥料や農薬を使わず栽培した野菜とごく一般にスーパーで買える野菜の食べ比べ(カットしてから時間の経過による色などの変化)をしました。

きゅうり・玉葱・大葉・長芋・生姜・切り干し大根などです。まず、どちらがどうと言うより味付けしてない野菜の素材そのものの味の良さを再発見しました。栽培方法の違いによる味の違いもその素材の持つ旨味が明らかに違います。正に自然の味です。

次に食品添加物の問題点を解かり易く書いてある安部司さんの著書「食品の裏側」という本の内容を池田さんからお話いただきました。

安部さんのお話は10年ちかく前に「食の学校」での講演で聞きました。テーブルにずらーっと並べられた白い粉(食品添加物)を使って「これから味噌汁を作ります」と言われて白い粉を調合し見事?に味噌汁を作って見せてくれました。

安部さんは食品添加物のトップセールスマンだったそうです。その安部さんが食品添加物の問題点を指摘してくれています。これを知ってしまったら使えません。食べれません。

ただ、頭から「添加物=悪」と決め付けてほしくありません。豆腐作りに使うにがりも添加物なのです。必要な添加物と使っては(食べては)いけない添加物を見極める事が必要です。ですから「無添加」を強調した加工食品を見る事があります。この場合、何を無添加なのか正しくお客様に伝える必要があります。「無添加」という耳障りの良い言葉を安易に使うことは返ってお客様の誤解を招きかねません。

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