山下ミツ商店の山下浩希です。
2月14日(木)、店長の許可?を受けて5時に会社を早退し金沢の文教会館での「てんびんの詩」の上映、竹本幸之祐先生の講演会に行きました。会場は満員、何とか後ろの方に座る事が出来ました。赤い表紙のノートに「てんびんの詩」で印象に残った言葉、竹本先生の講演を走り書きしました。今思うと自分は何かを求めていたのだと思います。(そのノート、数年前まで有ったのですが、今回このブログを書く為に探したのですが見つかりませんでした。)
ストーリー
大正時代の滋賀県五個荘町、代々続く商家の長男近藤大作が小学校を優秀な成績で卒業した日、父が「お前も13歳、自分の生きる道を決めなくてはならない。」と言って鍋蓋の入った包みを渡す。「この鍋蓋を明日から売れ。この鍋蓋が売れないようなら近藤家の世継ぎにはなれない」と告げられる。
翌朝大作少年は天秤棒に鍋蓋を下げ出発。父の取引先の家、大工の家、農家の家・・・いろいろ訪ね歩くが全く相手にされない。(何の変哲も無いただの鍋蓋が簡単に売れる訳がない。たまたま鍋蓋が割れたりした家にタイミングよく行けば別だが)
揉み手で卑屈に笑ったり、同情を買う為に演技の練習をしたり、母を継母に仕立てたり・・・2ヶ月3ヶ月経っても売れない。ある日大作少年は40km離れた叔母の家に1日掛かりで行くが伯母は家の中にも入れず追い返す。大作少年は徹夜で家まで帰る。
朝、家に着くと母が弁当を作って玄関で待っていた。「商人になる覚悟は出来ているのか?」と言う問いに「はい!」と答える大作少年。「それなら商いに行きなさい!」「夜寝てないのに・・・明日からではあかんか?」「明日の覚悟は覚悟やない!」という母の容赦なく厳しい言葉に大作少年は売れるまで帰らない覚悟をする。
それでも売れない・・・。そんな時、大作少年は流れ川につけてある鍋や鍋蓋を見つける。「この鍋蓋が無くなったら家の人困るやろうな。困ったら買ってくれるのでは・・・」大作少年は鍋蓋を手に持って・・・あ~~~~。
この続きをど~うしても知りたい方は日本映像企画に電話かFAXで注文してください。(竹本幸之祐先生の奥さんが対応してくださいます。)
竹本幸之祐先生の話は次回です。
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