山下ミツ商店の山下浩希です。
今日は正社員だけでなくパートさん、派遣さんも含めた全員での共生会でした。
いつものようにまず、全員起立して加登の先導で「ミツの心【MITSUISM】」の唱和。続いて今日は日本映像企画製作の「にんげんだもの」という映画を鑑賞しました。
この映画の舞台は滋賀県大津の小さな和菓子屋。そこで働く19歳の佐藤恵子さんという店員がお客様からいただいた1冊の詩集(岡田徹詩集)を読み商いの喜びを知る。
ある寒い冬の日の夜、店を閉め家に帰ろうとすると1台の車が店の前に止まる。店を開け話を聞くと名古屋から病気の母の最期の為にここの和菓子を食べさせたいということで車を走らせて来たという。恵子さんはそのお母様の為に堅いものや餅など食べにくいものでなく柔らかく食べやすいお菓子を選び詰め合わせて渡す。
翌朝、名古屋のお客様に電話をすると昨夜の大雪で渋滞し間に合わなかったという。恵子さんは次の日会ったこともないお客様(お母様)の為にお葬式に供えてもらうために和菓子を持って名古屋に向う・・・。
この映画はストーリーもさる事ながら台詞の一言一言がこの映画を作った竹本幸之祐先生が講演などで我々商人に訴えていた言葉が組み込まれ胸に突き刺さります。涙を流して観ていたスタッフも・・・。
改めて商いの世界の素晴らしさとこの世界に身を置ける事の幸せを感じる事ができました。
池田さんからは「日本一」の豆腐を作り「日本一」の豆腐屋になれ!その為に昨日より今日、今日より明日、去年より今年、今年より来年、今より10年後・・・と、成長するよう人格を磨けと激励をいただきました。ありがとうございます。