山下ミツ商店の山下浩希です。
私共が考える「うまいとうふの条件は」の中に『消泡剤不使用』があります。豆腐を作るとき一晩水に漬けた大豆を細かく砕き(それを呉といいます)呉を釜で炊きます。その時に釜から吹きこぼれるくらいの泡がたちます。その泡がこぼれないようにする為に消泡剤を入れます。シリコン樹脂やグリセリン脂肪酸エステルなどの科学薬品を消泡剤として用いているケースが多いそうです。
私共ではこの消泡剤を使用せず呉をしっかり炊き泡は笊で取り除いています。この消泡剤、お客様から見れば必要なものではありません。
要らないものは使わない・・・山下ミツの豆腐作りの心です。